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虫歯2Cavity2

虫歯になると歯が溶けるのはどうしてか?

虫歯の原因となる虫歯菌は食事に含まれる糖質を栄養源として生きており、その過程で酸を作り出します。その酸によって食事後の口の中のpHは、中性から酸性となりpH4〜6に低下します。そして口の中が酸性になりpHが5,5以下になると、脱灰という歯のエナメル質の構成成分であるカルシウムとリン酸が溶けだす現象が起こるのです。エナメル質よりも象牙質の方が溶けやすくpH6,7以下になると溶けだします。しかし、食事後しばらくたつと唾液などの働きによって口の中は中性に戻ります。それによって脱灰は止まり、唾液中に含まれているカルシウムやリン酸が歯が溶けた部分に付着して元通りに埋めていこうとします。この働きを再石灰化といいます。これらの脱灰と再石灰化という働きが食事をするたびに口の中で起きているのです。しかし、再石灰化という働きがあるのにどうして虫歯になってしまうのでしょうか?それは、バイオフィルムとよばれる細菌のかたまりが口の表面にできてしまうからです。このバイオフィルムは歯磨きを怠ったり、しっかりと歯磨きができていない時などに生じます。バイオフィルム中には数多くの細菌が生息しており、さらに唾液による再石灰化作用を邪魔します。つまり、バイオフィルムができた歯は再石灰化という働きを受け入れることができず、常に脱灰している状態に陥ってしまいます。だから虫歯になってしまうのです。

虫歯の進行度を表すCの表記について

虫歯を英語で表すとCARIES(カリエス)です。だから虫歯はその頭文字をとってCと表記されます。そして、そのCという文字に文字・数字を加えて虫歯の進行度を5段階に分類しています。

  • CO:CにOBSERVATION(オブザベーション:観察)の頭文字のOを加えてシーオーといいます。これは虫歯が初期の状態であることを示しています。
  • C1:Cに1を加えてシーワンといいます。これは虫歯がエナメル質にとどまっている状態であることを示しています。
  • C2:Cに2を加えてシーツーといいます。これは虫歯が象牙質に達している状態を示しています。
  • C3:Cに3を加えてシースリーといいます。これは虫歯が歯髄に達している状態を示しています。
  • C4:Cに4を加えてシーフォーといいます。これは虫歯によって歯の上の部分が崩壊しており、歯の根の部分のみが残っている状態を示しています。

虫歯動画



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